【グラフィックボードって?】
略して「グラボ」。GPU(Graphics Processing Unit)ってのも基本一緒です。
普通にインターネットやワード、エクセルを使う分にはCPU(パソコンの脳ミソ)だけで十分です。でも動画とか編集する時には力不足。なのでサポート役としてお絵かき職人=グラフィックボードの応援が必要になるんです。
ゲームとかやってカクカクする!って時にグラボがあるとスムースになります。
プレステとかのゲーム機はワードやエクセルはしないでひたすら映像のきれいなゲーム!だけなので、ゲーム機はグラボの塊みたいなもんです。
基本、突き詰めればCPU(インテル入ってる!のやつね)もGPUも計算するパーツってとこじゃ同じなんです。ただ、コアの数が全然違います。コア=中にいる小人さんみたいなもんです。
最近のフツーのパソコンのCPUのコアは4つくらい。対してGPUのコアは2000とかそういうレベル!なのでプレステ3が出た頃は「スパコン並の計算能力!」なんて言われてました。
「じゃあGPUだけで良くね?」ってなりそうですが、そこがなかなか…
CPUに入っている小人さんは、人数は少ないけれど、いろんな事をこなせる精鋭。GPUに入っている小人さんは、シンプルな事に集中するタイプの不器用さんなんで、数で勝負!なんです。主役の俳優さんとエキストラみたいな関係ですね。融通のきく高級料亭と牛丼一択しかないチェーン店みたいな関係とも言えます。
ひたすら絵を描く小人軍団の入ったパーツ。それが「グラフィックボード」。
だから器用なことを求めず、絵描きだけが得意な小人大軍団で作られたプレステ4なんかは、比較的お手頃な値段で実写と見間違うようなゲームができるんです。
「仮想通貨のマイニングにはCPUよりGPUが向いている」と言われるのは、ひたすら「計算だけ」なら、かしこい少人数で電卓叩くより、電卓以外のことは苦手な小人さんを大量動員した方が早くたくさん計算できるからなんです(GPUとマイニングの関係については後日ちゃんと書きますね)
ま、とにかく高級なグラボほどたくさんの小人さんが入ってると思えばいいかと思います。